前回に引き続きカズーについて説明していきます。カズーとは自分の声を変換しトランペットなどの金管楽器のような音にして出す楽器ですので、自分自身が楽器の一部になるという事を理解して演奏することが大切です。例を出しますと音階などです。ピアノは鍵盤を押すとその音階の音が鳴ります。ギターはフレットを押さえて弦をはじくとその音階の音が鳴ります。しかしカズーの音階は自分の声の高さなどで決まります。つまり音階を吹くのは歌と同じくらい難しいという事なのです。ここがカズーの難しいところではありますが、音階についてはある程度あっていれば私は十分だと思います。ギターもフレットはついていますが完全な音階ではありません。(バズフェイトンチューニング加工したギターなどは除く)しかもギターはチョーキングやアーミングという弦を引っ張って、出してる音の音階をずらす奏法やなどもあります。ピアノも弾く強さによって若干音階がずれることもあります。(一部電子ピアノ、シンセサイザーなどは除く)それこそ歌などもそうです。完全な音階で歌っている人など稀です。完全な音階で歌う事を目指している人は一部クラシック音楽家やカラオケの点数を100点にしたい人くらいで、プロの方々は結構音を外していますがそれを指摘する人は多くありません。なぜならそれが味だからです。ヤマハのDTM用ソフトのボーカロイドなどでは可能でしょうが、ボーカロイドを使っている人たちもあえてビブラートを入れたりして音をずらします。完全な音階が出るボーカロイドを使ってですよ?つまり音楽を聴く人はそれを許容しているか、気づかないか、音のずれ、揺らぎを楽しんでいると思います。ですが、ある程度は合わせないと音楽は成立しません。ではある程度とはどの程度か私の主観では全体の80%で、肝心なところ(曲のサビや移調する場所)は90%で十分だと思います。少しずれを許容しすぎかもしれませんが、あまりに音階に囚われ一回外してから演奏がおざなりになるくらいなら、多少外しても最後まで曲を演奏し続けるほうが良いと思いますし、演奏する際は楽しんで演奏するほうが良いです。それにカズーにほとんどの人は期待していません。大きく外して失笑されるくらいが普通し、その前に聞いてもらえるかすら危うい。だから深く考えずに吹いてください。それがカズーの良いところなんです。